「防災講演会」&「防災訓練」

2003.11.16

湯山町町内会の活動として、平成15年11月16日(日)午前10時30分
〜正午に中央公民会にて「防災講演会」が行われました。
午後0時30分からは後世山公園にて「防災訓練」が行われました。
 防災講演会   「震災に備えて  ー阪神・淡路大震災の体験よりー 」
神戸市震災学習交流センター 
所長 福永修治氏
講演会には100名ほど参加。 AMラジオ・バンドエイド・ティッシュ・ロウソク・マッチが入った巾着をいただきました。
講演会を聞いて・・・・
 福永氏は阪神・淡路大震災当時 現地の小学校の校長先生で、災害後、学校が避難所となり難生活を実際に送られてきた方です。体験者として、災害に備えてのアドバイスをまとめてみました。
災害時の被害 対処法
家財道具や天井の下敷き
建物の閉じ込めらた
救助する時のために、バール、ジャッキー、のこぎりを器材庫に備える。
集合住宅では、出口の確保。(地震パネル展を参考してください)
ライフラインの寸断 ガス ガスを切る。大震災では、地下で破裂したガスに引火。
電気 避難する時は電気のブレーカーを落とす。そうしないと、電気が停電から復旧した時火災になる恐れあり。
飲料水の備蓄(最低3日分)。一番困るのが水洗トイレ。お風呂の水が役立つ。
電話の寸断 電話局自体がストップをかけて電話が繋がらない。携帯電話も。家族の集合場所を決めておく。
日頃の防災 自分の生命、財産は自分で守る
家庭での防災 考えて行動する子に育てる
非常時に備えて、物・家屋・家具の安全対策(ハード面)
家族として 約束ごとの確認・小中学生の子供にも役割分担(ソフト面)
防災袋には、高血圧・糖尿病など切らすと困る人は薬の備蓄も。
米など なくなってから買うのではなく、非常時のために備蓄。
地域としての防災 ・人と人とのつながり・・・地域の力、地域の行事への積極的な参加
(普段から楽しい活動をして20代30代40代を行事に参加しやすくして顔見知りになっておく)
・マップづくり(避難所・避難経路・危険個所)
・備蓄倉庫・防災器材の設置と管理
・定期的な点検と訓練

この地方では、東南海・南海地震と東海地震が連動して起こる可能性が大きい。そうなると、被害地も広範囲となり、速やかな救援は難しい。自助が大切となる。地域が日頃から行事などを通して顔見知りになっておくこが、万が一 被災した時スムーズに力を合わせて活動できる。
講演の始めに、震災の直後のビデオを見ました。
建物や道路の被害だけでなく、その後の長い避難所の生活の様子が写されていました。学校の廊下にダンボールを敷いてたたずむ人々。学校が避難所になっているため勉強ができない子供達。受験直前に炊き出しをやっている女子生徒・・・学校の再開は翌月にはできたようですが、避難所や仮設住宅での生活は7ヶ月続いたそうです。
ライフラインが断たれた中で、土のない都会ではトイレにすごく困ったそうです。高浜では・・・神戸よりは土があるから 万が一の時、状況はマシかもしれない。

パネル展(会場にあったパネルを紹介します)
避難手順 いつ避難するの ポイント
家具の固定 家財道具の固定
すいとんの作り方 水もどし餅 保存食

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